みなさんこんにちは、ガソリンの価格が14週連続値上げだそうで、高速道路のガソリンスタンドでは200円を超えたそうで、このままいけば近所のスタンドも200円超えるのも現実になりそうです。
ワタクシは車にはほとんど乗らないので、直接はガソリンが高いことで生活は困りませんが、輸送費による物価高で我が家の家計は火の車状態です。
政府は最低時給が上がったことをアピールしていますが、世間の大多数は最低時給で生活できるはずもなく、ワタクシ達のような元々最低時給分を超える賃金で働いてる労働者は、賃金が上がらないどころか、『働き方改悪』により収入は減る一方です。
真剣にこの国の政治は終わっているような気がします。
まぁ、政治の話よりも性事の話が得意なワタクシには、どうでもいい事なので、腹も減った事だしランチをするため雨の町へ繰り出しました。
今日はカミさんも仕事なので、ちょっと贅沢に『シースーでも食うべ』と開店寿司屋に向かって歩いていますと、見たことない飲食店が姿を現しました。
『お昼の定食』と書かれたのぼりが目を引きます。
昼メシを求めていたワタクシには、とてもタイムリーなお店ですね。
問題はどんな料理を提供するのかですよね。
以前入った食堂で知らずに大盛りカレーを注文したら、途轍もなく大きなすり鉢に、あり得ないほどの量のご飯とカレーを盛られて出された経験があり、後で調べたら爆盛で超有名なお店だという事を知り、後悔したという経験があります。
まぁ、そんなことがあっても事前に下調べしてから入店することなんて、滅多にしないんですけどね。
店の入口にあるメニューボードには、『本日のおばんざい』と書かれており、その下には数々のお惣菜の名が連なっています。
ところで『おばんざい』って、京都の高級料亭が出す京野菜を使った我々庶民が口にすることは稀な料理というイメージがありますが、たぶんイメージ通りで合ってますよね。
しばらく店の前で入店を迷っていましたが、あいにくの雨という事もあり、入店を決意します。
店内はこじんまりとして清潔感もありますが、ボッタクリ店のような雰囲気は全く感じられません。
もちろんテーブル席も用意されているので、家族連れやグループでの利用でも使えますね。
それと店内があまりにキレイなので、もしかするとオープンしたてのお店なのかもしれないですね。
ではさっそくメニューを見てみましょう。
予想に反してお値段は手頃ですね。
『お昼の定食』というのぼりがあったので、ランチメニューがあるのかと思いましたが、メニュー表にランチの表記がないですね。
もしかすると夜のメニューが表が別にあるのかもしれないですが…、もちろん充分に晩ご飯としても通用するメニューです。
定食のメニュー表の他にもランチスイーツのメニューもありますね。
個人的には【かぼちゃプリン】が気になりますが、値段が載っていないことの方が気になりますね。
まずはオーダーしたウーロン茶を飲みながら、注文した料理が運ばれてくるのを待ちます。
注文した【日替わり定食」が運ばれてきました。
この日は金曜日なので、日替わりメニューは【ポークジンジャー】定食です。
６品でこのボリュームで1,080円なんて、すごく良心的なお店ですよ。
あとは味ですよね。
まずはゴハンから、味はモチロンなのですが、ゴハンの量もバツグンに良いですね。
ワタクシみたいなゴハン大好き人間は、ゴハンがすぐに無くなり、おかずだけが余ってしまうことが多々あるのですが、これだけの量ならゴハンが足りなくなることはないでしょう。
そして主菜の【ポークジンジャー】です。
豚肉は焼くと固くなりがちですが、この【ポークジンジャー】はとても柔らかいです。
しかもブラックペッパーを混ぜた味噌ダレが、とても濃厚でゴハンがいっそう進みます。
前言撤回、あの量のゴハンでも間違いなく足りなくなります。
こちらの小鉢は【高野豆腐の煮物】です。
上品な味が染み込んだ高野豆腐は、噛みしめる旅に煮汁が沁み出し、口の中いっぱいに出汁の香りが広がります。
もうひとつの小鉢には【ふきの煮物】が入っています。
これもよく味が染み込んでいて美味しいですね。
香の物も彩り豊かで、目でも舌でも愉しませてくれますね。
こちらの味噌汁は、青菜と油揚げと玉ねぎが入っていて、思ったよりも具沢山です。
なんとサービスで【茄子と獅子唐の煮浸し】が運ばれてきました。
いやね、これは満足ですよ。
味も満点、サービスも満点、これは通い詰めてしまいそうですね。
御馳走様でした。
これは大当たりの店を発見ですね。
気になったので、お店の方に聞いてみたのですが、５年ほど前にオープンしたそうです。
５年分、人生を損した気分です。
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