有名な温泉地を結ぶ渓谷♨️ 【龍王峡】 訪問日2021年11月5日

観光スポット
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緊急事態宣言が解除され、ちょうど良いタイミングで休みが取れたので、久しぶりに堂々と夫婦で出かけることにしました。

小学生の頃、インフルエンザが流行して学級閉鎖になっても、家でジッとしていられなかった豚耳でも、緊急事態宣言の真っただ中に外出をして、コロナに感染したとあっては、たまったもんじゃありません。

緊急事態宣言のおかげで、大好きな回転寿司に行くことも憚られてしまいます。

 

 

 

そんな鬱憤を晴らすかのように、この日は絵に描いたかのような、スッキリとした秋晴れで、紅葉狩りには絶好のコンデションです。

現在地は鬼怒川温泉駅の近くです。

 

 

 

これは以前撮影した画像ですが、ご覧のように鬼怒川温泉駅は、東武鉄道のSL列車『SL大樹』の折り返し駅としても有名ですね。

ほぼ毎日運行されてはいるみたいですが、点検等により運行してない場合があるので、もしも乗車する場合は東武鉄道のホームページで確認してくださいね。

 

 

 

その鬼怒川温泉駅を通り過ぎて10分ほど車で先に進みますと、栃木県が誇る渓谷『龍王峡』に到着しました。

龍王峡鬼怒川温泉川治温泉とを結ぶ全長3kmの渓谷です。

 

 

 

駐車場の真ん中には『龍王峡』書かれたオブジェが鎮座しておりましたが、残念ながら光の反射加減で文字が見えませんでしたね。

 

 

 

これなら龍王峡の文字が見やすいですね。

ちなみに龍王峡駅が属する野岩鉄道は、昭和61年(1986年)に開業した鉄道会社で東武鉄道と会津鉄道とを結ぶ重要な鉄道なのです。

そのため龍王峡は電車でのアクセスもスゴく良くて、特急リバティを利用すると、東武浅草駅から龍王峡駅まで1本の列車で来ることができるんです。

でも豚耳のオススメする、方法は特急で『下今市駅』まで特急を利用して、『下今市駅』から『鬼怒川温泉駅』までは『SL大樹』に乗車するのが、鬼怒川を満喫するにはサイコーのプランではないでしょうか。

ちなみに『鬼怒川温泉駅』から『龍王峡駅』までは、来た電車に乗ればどれでも一緒ですから。

 

 

 

龍王峡の遊歩道を歩いていくと、紅葉が色づき始めていました。

この日は天気も良く、観光にはもってこいの日でした。

 

 

 

遊歩道の階段を下りていくと、落差20mの迫力のある滝が姿を現しました。

こちらは『虹見の滝』といいまして、龍王峡でいきなりにして、最大の見どころと言っても過言ではないでしょう。

 

 

 

虹見の滝について簡単に説明しますと、滝の上側は固い岩でできており、滝の下側を流れる鬼怒川の川底は岩が柔らかく、また鬼怒川自体が水流が強いために川底が侵食され、長い年月をかけて落差が大きくなり、虹見の滝が出来上がったそうです。

 

 

 

虹見の滝の観瀑台のすぐ隣には、小さな神社が鎮座しております。

 

 

 

こちらの神社は『五龍王神社』と言うそうで、最初は文政8年(1825年)に鶏頂山弁天沼に斎司されたそうですが、享保8年に起こった大洪水により、現在の地に鎮座したそうです。

 

 

 

龍王峡の迫力のある景色と紅葉のコントラストが合わさってまさに絶景ですね。

 

 

 

これ自信が無いので断言できませんが、確か竪琴の滝だったような気がします。

道標によれば竪琴の滝は、この場所らしいのですが、あとでネットで検索した画像と比べると、 なんか違うような気がしますが、とりあえずココでは竪琴の滝ということにしておきます。

 

 

 

こちらの画像は、虹見橋から見た五龍王神社です。

ずいぶん凄いところに建っていたんですね。

さっきまであんな断崖絶壁のところに立っていたと考えると、高所恐怖症な豚耳としては恐ろしくて、

さっきの画像よりも、コッチの画像のほうが間違いであってほしいです。

 

 

 

こちらの画像は五龍王神社から視線をわずかに右下にずらした写真です。

この画からでもわかるように、龍王峡が鬼怒川の侵食によって出来上がった地形だということが、よくわかる写真ですね。

 

 

 

この案内板によると、約2,200年前の海底火山の噴火で火山岩が作られ、長い年月を経て鬼怒川の侵食作用で現在の渓谷の形が出来上がったと書かれています。

こんな関東北端の山奥が大昔は海の底だなんてビックリですね。

まぁ、東日本の大部分が大昔は海の底だったそうですから、その時の海底火山の噴火で、どうやら今の日本の形の大部分が形成されたようです。

この先、龍王峡はまだまだ続きますが、今回は行程上このあたりにしておきます。

 

 

 

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