我が故郷宇都宮に帰る前に、ちょっとだけ寄り道をするために、東京駅にやって来ました。
2年前に訪れた時は、丸の内口前は再整備の最中で、駅前もごちゃごちゃしていてバス乗り場を探すだけでも苦労しましたが、久しぶりに来た丸の内口は駅前にとんでもなく広い広場が出来ており、以前のカオスな東京駅の面影はありません。
そんなわけで今回はあまり迷うこともなく、目的のバス乗り場を見つけることが出来ました。
目的地を訪れる前に、少し手前の停留所で降り、チョットだけ観光を楽しみます。
この勝鬨橋は、日本で現存する数少ない跳開橋で、第二次世界大戦が開戦する前年の昭和15年に完成したそうです。
ちなみに戦後から昭和40年代前半までは、路面電車も走っていたそうですよ。
さて観光もそこそこにして、西仲通り商店街を歩いて行くと、もんじゃ焼きのお店が立ち並ぶ通称『もんじゃストリート』と呼ばれる一角があります。
まあ並んでいる店すべてもんじゃ屋、昼過ぎだったらお店選びで迷うところですが、訪れたのは午前中であったため、営業している店は少なく、すんなりと決めることが出来ました。
こちらの『海鮮もんじゃ もへじ本店』は、同じもんじゃストリートである『月島西仲通り四番街』に本店がありますが、今回訪れたのは『月島西仲通り三番街』にある『はなれ』のほうです。
実は店に到着した時、中を覗いてみたら既に満員でして、ご覧のように店の前にも行列が出来ているのです。
普段でしたら、こんなに混んでいる店は無視して、空いている店を探すのですが、せっかくのもんじゃの聖地に来たことですし、ここは期待に胸は大きく腹は小さく膨らませたいと思います。
店頭にメニューが置いてあったので、先にオーダーを決めて待ちたいと思います。
ちなみにこちらのお店は、22時30分迄営業しているので、アルコール類のメニューも豊富ですね。
メニューももんじゃ焼きだけじゃなく、お好み焼きや鉄板焼き料理等もあり、もんじゃが苦手な方でも安心して利用できます。
まぁ、もんじゃが苦手な奴は最初から来るんじゃねーよ!と言われそうですが。
実は私、もんじゃ焼きを食べるのは今回が初めてなもんで、万が一口に合わなかったことを考えて、もんじゃ焼きとお好み焼きを両方オーダーすることにしたいと思います。
そうと決まれば、看板メニューの『海鮮もへじスペシャル』と決めたいところですが、カミさんのリクエストで『明太もちチーズトッピング』に決定してしまいました。
結局、席に案内されるまでに1時間も待ってしまい、テーブルに着いた時には、お昼を回ってしまい、お腹がペコペコの状態です。
無事オーダーを通した後、ドリンクの注文を聞いてきたので、ジンジャーエールとウーロン茶をオーダーしたのですが、何故か店員さんが注文を何度も確認してきたので不思議に思っていたら、店内にいるほとんどの人が昼間からビールや酎ハイを注文していたんですね。
確かにアルコールと粉モンって合いそうなイメージですもんね。
さらに待つこと十数分、やっと注文した明太もちとトッピングのチーズが運ばれてきました。
見てください、このボリューム。
たぶん焼いているうちにキャベツの水分は蒸発するので、量は減ると思いますが、見た目はかなりインパクトがありますね。
当然の事ながら、今までもんじゃ焼きなど食べた事がない豚耳は、もんじゃ焼きなんて一度も焼いたことがありません。
『お好み焼きを作る要領で焼けば何とかなるべ。』
そんなことを考えていると、こちらの心配を察知したらしく店員さんが焼いてくれるそうなので、素直にお願いします。
いやぁ、さすがはプロですね。
手際良くヘラでキャベツを切り刻み、見る見るうちに焼いていきます。
チーズが少しとろけるくらいになったら食べ頃だそうです。
生まれて初めて食べるもんじゃ焼きを食べましたが、このヘラが結構熱くて少し食べづらかったですけど、やわらかくなったモチと溶けたチーズが良いハーモニーとなり、明太子の甘じょっぱさを引き立たせ絶妙な美味しさを醸し出し、もんじゃ焼き愛好家にはたまらない味となっていると思います。
もちろんもんじゃ焼き初心者の私には、まだこの奥深い味が理解できないので、20年後にまた召し上がってみたいと思います。
いやね、決して不味いわけではないですよ。
只、しいて理由を挙げるとすれば、食べ頃が分かりづらいところですかねぇ。
鉄板に触れている下の部分は焼けているんですけど、上の部分は焼けていないような食感で、最後まで『これで食べ方あってんの?』という疑問に苛まれながら食べてしまったことが敗因だったのかもしれません。
さて気を取り直して、保険代わりで注文していたお好み焼き(豚玉)の登場です。
動画はありませんが、外でお好み焼きを食べるのが初心者の私は、無難に店員さんに焼いてもらうことにします。
さすがプロの仕事ですね。
見る見るうちにお好み焼きが美味しそうに焼けていきます。
このマヨネーズの間隔の狭さ、まさにプロの成せる業です。
画像じゃ伝わらないですが、ソースとマヨネーズの焼けるにおいが、ますます食欲を刺激して、もんじゃ焼きを食べたばかりなのに、お腹が鳴ってしまいます。
鰹節をふりかけたら出来上がりです。
食べ方を知っているというのは、こんなにも料理を美味しく召し上がれるのかと思うと、ある意味感動です。
もんじゃ焼き屋に来て、こんなことを言うのもアレですが、このお好み焼きサイコーに美味いです。
こんなにサイドメニューが美味いのですから、メインのもんじゃ焼きが不味いわけがありません。
完全にもんじゃが私の舌に合わなかっただけですね。
このお好み焼き、味もさることながら値段もかなりリーズナブルで、もんじゃとお好み焼きの両方を注文して食べくらべてみるのを是非オススメします。
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