本日は天気も良く、3月下旬並の気温だそうで、絶好のサイクリング日和じゃあないですか。
夜勤明けで体がキツいですが、昼メシ食べに行くついでに、栃木県道4号宇都宮鹿沼線を走破したいと思います。
ちなみにこの栃木県道4号宇都宮鹿沼線は、地元民からは鹿沼街道と呼ばれており、宇都宮から鹿沼に抜けるメイン道路のひとつにもなっています。
こちらの県立博物館東交差点を起点に、鹿沼市の石橋町交差点まで、総延長12.195kmの距離を結ぶ道路です。
この辺りは学校が多く、宇都宮女子高や文星芸大附属中学・高校、宇短大付属中学・高校、少し離れて作新学園や文星女子高など、朝の通学時間帯は、一昔前の中国のような風景が見られます。
栃木県道4号をスタートして、しばらく進みますと、県道3号(宇都宮環状道路)との立体交差が見えてきます。
この立体交差の部分は、【雨情陸橋】と呼ばれており、平成8年に完成した宇都宮環状道路の慢性的な渋滞を緩和するために、平成15年に立体交差化したそうです。
なぜ【雨情陸橋】という名前が付いているのかというと、この陸橋の近くに、大正から昭和初期の間に活躍した詩人、『野口雨情』終焉の地があるからだそうです。
こちらは『野口雨情』が、晩年を過ごした家だそうです。
興味のある方は、地図を貼って置きますので、直接いらしてください。
こちらは宇都宮市から小山市にかけて流れる、一級河川姿川に架かる『姿川橋』です。
これより先は、4km以上も続く坂道を登ります。
ちなみに【姿川橋】の全景は、こんな感じです。
実は『姿川橋』、この県道4号の他に、県道6号や県道155号にも、同じ名前の橋が存在しています。
まぁ、こんだけ橋があれば橋の名前を考える人も、メンドーで同じ名前を付けたくなる気持ちも、分からないでなくはありませんね。
二車線道路に変わっても坂道は続き、鹿沼市に入ってもまだまだ続きます。
大した斜度ではないんですが、これだけ長いと足にダメージがジワリときます。
鹿沼市千渡付近で、見慣れない交差点が突然現れました。昨年の秋に通った時には、こんな交差点は存在してなかったはずなのですが…。
交叉点を左折して、見覚えのあるコンビニの駐車場に自転車を停め、google mapで確認してみると、どうやらバイパスが完成していたようです。
いちおうgoogle mapでは、旧道が県道表示になっていて(2023年2月2日時点)、バイパスの方は未承認になっていたので、ここは迷わず旧道を攻めてみたいと思います。
県道268号との交点、『千渡』交差点です。
この辺りは結構な交通量なのですが、バイパスが出来たせいか、ご覧のように交通量がスカスカですね。
ここは自転車通行帯がないので、このくらいの交通量のほうが、自転車にとっては走りやすくて良いですね。
千渡交差点を直進してさらにペダルを漕いで行きますと、先ほどと分岐したバイパスと合流します。
ふと交差点の案内標識に目をやると、バイパスのほうが県道に指定されているではないですか。
おいっ! google! ええ加減にせえよ!
どうりで以前、旧道の方にあったはずの、県道標識が無くなっていたわけですよ。
仕方がありません、分岐の所まで戻ることにします。
そんなわけで救急車に煽られながら、先ほどの分岐点ませ戻ってきました。
注意を促すためというのは分かるんですけど、チャリンコ相手にサイレンの音変えてビビらせるんじゃねーよ!
しかもちゃんと停止していただろーが!
ちょっと暴言が過ぎたようです。
どうかワタクシのようなチャリンコ野郎は気にせず、患者さんを一刻も早く病院に搬送してあげてください。
近いうちに4車線になると思いますが、現在はまだ片側の2車線が自動車用として開放していて、もう2車線は下地だけの舗装ですが、自転車で走行するには差し支えないようです。
歩道の縁石部分も、道路の舗装が完全に終了してないので、このように段差がありますね。
まだ路面がガツガツして硬く感じますが、路面があれていないので、かなり走りやすく感じます。
先ほど紹介した、県道268号との交点です。
これを左折すれば『千渡交差点』ですが、当然ながら直進します。
それにしてもまだ開通したべかりなので、沿道は空き地が多いですが、近い将来商業施設が建ち並ぶのは間違いなさそうです。
流石セブンアイグループ、早くもヨークベニマルが進出しています。
ちなみにセブンイレブンも当然ながらオープンしてますが、売上げが安定するまでに、まだ時間が掛かると思うのですが、オーナーの生活の方は大丈夫なのですかねぇ。
ワタクシの知り合いも、『開発途中の地域だから将来の売上額見込めると地です。』と言われ、意を決してコンビニを出店したら、売上げが取れる頃にライバル店が出店して、毎日廃棄弁当だけで生活していた人がいました。
その店は既に無くなっているので、知り合いの安否が心配です。
話が逸れてしまいましたが、先ほど旧道で来た合流地点です。
これで一応、旧道と新道を走破したという事にして先に進めます。
上野町交差点を越えると、路肩の幅が広くなるので、自転車にとっては走りやすそうに見えますが、車に弾かれた小石や砂が散乱しているので、走行には注意が必要です。
ロードバイクで小石を踏むと、空気圧が高いせいで、弾丸のように小石が飛んでしまい、フルスモークのベンツに当たってしまうと、かなりメンドクサイです。
こちらは黒川に架かる『朝日橋』です。
同じ栃木県に、那珂川水系一級河川『黒川』がありますが、こちらの『黒川』は利根川水系です。
そしてこの朝日橋を渡れば、もうすぐゴールです。
橋全体の姿を写真に納めようとしたら、橋が長すぎて、かなり離れて撮影しました。
150メートル位の長さなんですけど、思ったより長いもんです。
普段は穏やかそうな川ですが、『黒川』といえば、昔から台風が来ると、何度も氾濫を起こしていました。
地域の安全のために、護岸工事が急ピッチで進められていますが、工事に携わっている方達には、本当に頭が下がります。
くれぐれも安全第一で、無事に完成をお祈りします。
栃木県道4号の終点『石橋町交差点』です。
ママチャリでも、1時間もあれば走破できる距離ですので、天気良い日には、丁度良いサイクリングコースではないでしょうか。
途中の市境付近は、二車線ギリギリの道幅なので、注意して走行してくださいね。
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