この辺りは高校が多いせいか、美術館の他に博物館もあったりします。
こちらの『栃木県立博物館』は中央公園内にあり、公園に訪れた人たちが、ついでに博物館にも寄ってみると言った利用の仕方が多いみたいですね。
それが証拠に美術館の方は利用者は少なかったのに、博物館の方は大盛況だったりします。
たまたまこの日は『ケンパク』の日という事もあり、ロビーには小学生も多くいました。
ここでお得な耳より情報。
半年以内に県立美術館または県立博物館の入館券を持っていれば、入園料が50円引きになるんです。
さすが我らが栃木県が運営してるだけあって、太っ腹ですね。
螺旋状のスロープも展示室になっており、スロープの高さに応じて展示物の景色も変えてゆくといった、凝った造りになっており、日光の動植物などが展示してあって、なかなか見応えがあります。
展示室1では、地質時代から現代までの栃木がテーマになっており、太古の化石や土器などがあり、その他にも戦国時代の武器や鎧、江戸時代の人々の暮らしの様子が展示してあり見どころがたくさんあります。
入口に展示してあった恐竜の骨格模型は、迫力があってビックリです。
栃木県に生息する動物や鳥のコーナーでは、見たこともないような種類の動物の剥製が展示してありました。
ええ、私も50年近く栃木に住まわせていただいておりますが、ほとんどの動物は宇都宮動物園でしか見たことありません。
まぁ、大都会の宇都宮市に住んでいるので、野生の動物とはあまり縁がなかったのですが・・・。
栃木県に自生するきのこだそうです。
見ているだけでヤバイきのこだというのが分かります。
そういえば私が子供のころ住んでいた家では、梅雨の時期になると畳の隙間から、よくキノコが生えていました。
生えている場所が場所なだけに、子供ながらに食べたらヤバイ事は、なんとなく分かっていましたが。
特別展では『栃木の考古学を築いた人々』が開催されていました。
この特別展、ほとんどが撮影禁止でしたので、あまり写真がありませんが、中には撮影がOKな展示物もあるので、必ず係員の方に確認を取ってから撮影をした方が無難です。
まさに栃木の掘り出し物です。
日本全国で多いのか少ないのかは分かりませんが、栃木県内けっこうな数の古墳が発見されております。
当然ながらこのような出土品が多く発見されており、なんだか原始人が身近に感じてしまいますね。
男体山や那須岳などに代表されるような火山が多い地域で、そのおかげで鉱石なども多く発掘されております。
特に紫水晶の産地として有名らしく、農家の小金持ちの家の床の間には必ずと言っていいほど、紫色のアメジストの置物が飾ってありましたね。
まだまだ見どころは盛りだくさんですが、時間の都合上、外に出ることにします。
住所 | 〒320-0865 栃木県宇都宮市睦町2−2 |
ホームページ | http://www.muse.pref.tochigi.lg.jp |
閉館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始他 |
営業時間 | 9:30~17:00(入館は30分前まで) |
入館料 | 一般250円 高校大学生120円 中学生以下無料 |
駐車場 | 有り・中央公園と共用 |
オススメ度 | ★★★★ |
アクセス度 | ★★★★★ |
時間つぶし度 | ★★★★ |
コスパ | ★★★★ |
TOTAL | ★★★★ |
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