旅館での最後の楽しみといえば、やっぱり朝食ですよね。
なかには朝食後に『もう一回風呂に入るぞ』という方もいるのでしょうが、チェックアウト時間ギリギリまでのんびりしていると必ず忘れ物をしてしまうワタクシは、朝食後は帰る支度に専念すると決めているので、朝食=最後の楽しみを満喫することにします。
食事の時間に合わせて朝食の会場に行きますと、すでにテーブルの上には食事が用意されています。
ご飯と味噌汁は冷めないように、席に着いてから準備をしてくれるようです。
待つ間、テーブルの上の陶板鍋に火を点けてもらいます。
なめこと何か(❓)の味噌汁です。
多分大根だったような気がするのですが、ちょっと自信がないです。
でも旅館によってはスタッフの数の都合上、冷めたご飯や味噌汁を提供する旅館も少なくありませんが、家族経営という最低限の人員でやりくりしている中、お客様が席に着く度やお代わりの度に、若旦那が笑顔で走り回って各席を回り、ついでにトークを披露していくサービス精神さに心が打たれます。
食事だけではなく心まで温まりますね。
ちなみに白飯の画像は撮り忘れました。
『オクラの鰹節和え』です。
シンプルな料理なので、味の感想は省きますが、日本の朝食のネバネバ食材は必須です。
これも朝食の定番『味付け海苔』です。
定番の割に自宅では全くと言っていいほど召し上がる機会に恵まれませんが、旅館の朝食では無くてはならないアイテムです。
説明するのも憚れますが、こちらは『焼き鮭』という食べ物です。
こちらも旅館の朝食としては定番ですが、ワタクシはお昼の弁当のおかずとして、お世話になっております。
『サラダ』です。
ヘルシーな朝食の代表ですね。
オレンジ色のドレッシングが良いアクセントになっております。
先ほど陶板鍋で焼いていたのは、『アスパラガスとベーコンエッグ』でした。
柏屋旅館の冷たいものは冷たく、温かいものは温かく提供するというモットーが、いかんなく発揮されているメニューではないでしょうか。
ちなみに使用している卵は地元産の卵だそうです。
食事の締めくくりはデザートです。
季節によって内容が変わるデザートですが、この時は『ヨーグルト』でした。
ワタクシはあまり果物は好んで食べないので、個人的にはgoodでした。
朝食は決して特別感はありませんンが、手作り感は満載でした。
量もばっちりで、文句のつけどころはありませんでした。
日本の朝の食卓は、この程度がちょうど良いですね。
旅館名 | 柏屋旅館 |
住所 | 栃木県那須塩原市塩原364 |
TEL | 0287-32-2921 |
送迎 | あり (条件あり) |
コメント