県庁前通りから他川沿いを通って駅前を歩く 【松井精肉店】 訪問日2015年10月7日

八幡山公園を南に降りてくると、目の前にはあの栃木県庁の庁舎がそびえたってます。前回の記事で訪れた八幡山公園が、いかに宇都宮の中心地にあるかが分かりますね。

 

このあと県庁前からJR宇都宮駅に向かって散歩を続けたいと思います。

 

 

 

県庁の東側には、栃木県立図書館があります。

いやぁ~、懐かしいですね、私が高校時代、夏休みになると勉強と称して、よく昼寝をしに通ったものです。

私が高校時代、家庭の冷房器具と言えば、扇風機が主流でして、今でこそ各部屋にエアコンが当たり前ですが、当時は各家庭にクーラーが一台あればいい方でした。

賢く夏休みを過ごす方法としてだけに、当時は図書館を利用させていただきました。

 

 

 

県道64号線こと県庁前通りを東に歩いて行くと、左手に赤い建造物が見えてきました。

実は私、高校時代は毎日のように目の前を通っていたのですが、不思議なことに記憶の片隅にも残っていないのです。

気になったので、ちょっと立ち寄っていましょう。

 

 

この赤い建造物は、慈光寺というお寺の山門で、約500年前に宇都宮城主により創建されたそうですが、空襲で焼けてしまい、現在の山門は平成20年に復興したものだそうです。

どうりで記憶にないわけですね。

ただ当時から、すぐわきの道は『赤門通り』と呼ばれており、なぜそう呼ばれているのか当時は謎でしたが、やっと謎を解明することが出来ました。

 

 

 

赤門をくぐると、すぐに石の階段が現れます。

実はこの階段、東日本大震災で老木が倒れかかってしまい、昇ることが出来ません。

一応すぐわきに車用の舗装された坂道があるので問題はないのですが、せっかく風情のある石段を登れないのは残念です。

おそらく大震災の記憶を風化させないための理由でしょうが、比較的被害の少なかった宇都宮市でさえ、これだけの被害があった事実を、忘れてはいけませんね。

 

 

 

こちらは本堂です。

派手な出で立ちの赤門に比べ、こちらはずいぶんと地味ですね。

でもこちらのお寺、赤門以外にも見どころがあるんです。

市指定有形文化財の木造阿弥陀如来坐像や市指定天然記念物である樹齢150年のヒガンザクラの木があり、宇都宮で一番早く咲く桜の名所として、人気のスポットだそうです

 

 

 

慈光寺を後にして、県庁前通りをさらに東へ進んでまいりますと、やがて橋が見えてきます。

こちらの橋は市の中心部を流れる『田川』の、数ある橋のうちのひとつである『東橋』です。

まぁ、これといった特徴のない橋ですけれども、せっかくカミさんがポーズを決めたので一枚撮りました。

ええ、それだけです。

 

 

ちなみに田川は、日光市七里から小山市の田川放水路を経て鬼怒川に合流する一級河川であり、見た目はおとなしめの河川ですが、大雨の降ると稀に氾濫するという、ウチのカミさんのように凶暴な川です。

このときも2015年9月10日の関東東北豪雨の影響からか、川のあちこちに流木が流れ着いておりました。

 

 

 

駅前の大通りに出ると、美味しそうな匂いがしてきます。

小腹が空いてきたので、匂いのする方向に歩いて行くと、現れたのはお肉屋さんが経営する惣菜店です。

 

 

 

松井精肉店は、お肉のプロなだけあって、総菜の味は一級品です。

特に私の食べたコロッケは、ポテトサラダのような甘めのジャガイモで、どこか昔懐かしい味です。

しかも作り立てですから、不味いわけがありません。

 

なんか中途半端に食べたら、本格的にお腹が空いてしまいました。

 


住所  宇都宮市大通り3-2-11
営業時間  9:00~19:00
定休日  日曜・祝日・第2第4土曜日
駐車場  有り(3台)


オススメ度  ★★★★★
交通アクセス度  ★★★★★
人気度  ★★★
グルメ度  ★★★★
コスパ  ★★★★★
TOTAL  ★★★★★

 

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