やっと夏も終盤に入ったようですね。
このペースで気温が下がれば来年の今頃には、無事に冬が訪れそうです。
暑さのせいで少し訳の分からないことを口走ってしまいましたが、本日は東武宇都宮線の始発駅【東武宇都宮駅】にやってまいりました。
本日は個人的な用事で、これから東京方面へ向かいます。
次の電車は【新栃木】で乗り換えなくてはならないので、少しでも長く座れるように一本遅らせて8時36分発の【南栗橋】行きに乗車することにします。
もう【北千住】まで来てしまいました。
ブログだとこんなに早く着いてしまうんですね、実際にはココまで2時間15分もかかっていますけど。
ココで浅草行きに乗り換えて、目的地へ向かいます。
東武博物館に到着しました。
最寄り駅は【東向島駅】です。
もちろん個人的な用事がこれではなく、時間調整のため訪問しました。
個人的用事については今回記事にする予定はないので、みなさんには東武博物館の記事で我慢していただきたく所存です。
中に入ると東武鬼怒川線でお馴染みの【SL大樹 C11-207号機】の模型が出迎えてくれます。
入館料は現金だと大人210円ですが、交通系電子マネーの利用で200円だそうです。
埼玉県の【てっぱく】の入館料が1330円なのを考えると、あまり期待できない金額ですよね。
まぁ、そこは所詮東武鉄道ですから、期待し過ぎてはかわいそうです。
館内は思った以上に展示物が充実しています。
あまり期待できないと言ってスミマセンでした。
東武博物館には鉄道だけでなく、バスの展示もあります。
このバスは乗降口が車体の中央に一ヶ所だけある『ツーマン』仕様のバスですね。
豚耳も幼い頃に数度しか乗車したことがないのですが、田舎の方のローカルバスに乗ると、車掌さんが同乗していて、料金の収受業務や次の停留所の案内などをしていたんです。
バスガイドさんと勘違いしていた豚耳は、『ガイドさん歌ってぇ!』と言い、母親にどつかれた記憶があります。
昔のバスって、とてもシンプルですね。
ハンドルも細くて、メーター類も小さくて視認性が悪そうです。
逆に最近のバスは、スイッチ数やモニター類の多さで、操作を覚えるだけで逆に大変そうですよね。
バス業界に限らず、最近はテクノロジー発達のせいか便利になりましたが、便利になった分、余計な仕事が増えてかえって求められる能力が高くなったと思います。
仕事の高い能力を求める割には、使用者は賃金を出し惜しみしますけどね。
運転席の横にある出っ張りはエンジンのようです。
おそらくボンネットバスがベース車なのでしょう。
乗車店員が少なかったボンネットバスを、車体前方ギリギリまで乗車できるように改造したのがキャブオーバーバスなので、登場時はこのように社内前方部にエンジンがあったそうです。
あと車内の塗装が黄緑色なのは、昔のバスらしくてレトロ感満載ですよね。
ちなみにワタクシが小学校低学年の頃は、バスの車内は黄緑色が定番でした。
昔懐かしのロングシート仕様ですね。
宇都宮で最大手の関東自動車では、主に運賃均一区間を走る短距離バスに使われていたと記憶してます。
これに乗車すると、バスがブレーキをかける度に、隣に座る人が寄りかかってきて不快に感じたのを想い出します。
相手が20代のお姉さんでも、幼いワタクシにとっては只のババアですからね。
今でしたらロングシートの復活を強く望みます。
これは日光鬼怒川線で使用されていた、【ネコひげ】こと5700系電車ではないですか。
さすがは東武博物館、バスだけでなく鉄道の保存車両もちゃんとおいてありますね。
しかも展示車両がなかなか渋いんです。
トラ柄のデッキが目を引くこちらの機関車は、1957年から1962年まで製造されたED5010形は、一次量産車と二次量産車に分かれており、展示されているED5015号機は一次量産車だそうです。
意外にも役目は短く、東上線の貨物廃止に伴い1984年1月にED5015号機は廃車されたようです。
展示車両だけでなく、展示資料の数も多いです。
こちらのタブレットも貴重な資料ですね。
今時の若者ならタブレットというと、フリスクやスマホの大きいヤツという認識なんでしょうから、簡単に説明に説明します。
むかしの鉄道では単線区間での衝突事故を防ぐために採用されていた方式で、ひとつの閉塞区間で複数の列車が侵入しないように、進行する列車だけに発行される通行証みたいなものだそうです。
こちらは東武鉄道員の制服やカバンなどが展示してあります。
制服はかなり小さいので、イベントなんかで着られる子供サイズですね。
グレーの制服がちょっとオシャレですよね…。女性用ですけど。
こちらの車両は、『日光駅』から【いろは坂】手前の『馬返し』までを走ってた路面電車【日光軌道200形電車】です。
1968年に全線廃止になるまで58年間、日光観光にひと役買っていたのは間違いありません。
ちなみに東武日光駅前の広場には、100形電車が生体保存されていますので、東武日光駅に立ち寄った際には、200形電車との違いを観察するのもいいかもしれません。
いやぁ、この他にも運転シミュレーターなども置いてあり、これで入館料が210円とは驚きの料金です。
最初は大したことないかと思っていたのですが、展示車両もココで紹介しきれないほどの数がありましたし、展示資料も豊富で楽しめましたね。
さて、個人的用事があるので外に出ましたが、外にはなんと東武鉄道の車両で一番好きだった【デラックスロマンスカー】こと1720形特急車両の先頭車が展示してあるではないですか。
さすが東武、なかなか中身の濃い博物館ですね。
時間のある時に再訪問間違いなしです。
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