先日もお話しした通り、今回の旅行は【全国旅行支援】を利用して宿を予約したのですが、全国旅行支援の条件に『3回目のワクチン接種証明』が必須だったのです。
もちろん接種証明は持参したのですが、あろうことか、間違えて2回目の接種証明の方を持ってきてしまったのです。
旅館の方にも、自宅に取りに戻られるよう提案されましたが、往復で300km以上もある距離を取りに戻るなんて、現実的に考えて無理です。
第一に、晩飯の時間にまで戻れる確証もありません。
せっかくの旅行で、カミさんを落ち込ませるわけにもいかないので、ここは素直に差額を支払います。
そんなわけでアクシデントがあったために、写真を撮るのを忘れていたので、晩飯を食べる直前からの、旅館の案内記事になります。
のっけからいろいろ有りましたが、今回お世話になるのが、会津若松市東山温泉にある【庄助の宿 瀧の湯】さんにお邪魔しました。
こちらの旅館は、創業130年を超える老舗旅館で、『じゃらん OF THE YEAR 東北部門』にも、通算10度も受賞している人気の旅館だそうです。
『お部屋は宿任せプラン』で予約した今夜の寝床は【淡月の間】です。
スタンダードな部屋に比べて、ほんの少しだけ上ランクの部屋っぽいです。
部屋が何畳だったかは忘れてしまいましたが、【部屋はおまかせプラン】ということもあり、値段の割には良い部屋に泊まれたと思います。
ちなみに布団は、食事で不在の間に敷いてくれたようです。
ワタクシ、露天風呂以外の内風呂には入ることはないのですが、こちらの旅館は、旅館らしからぬ内風呂です。
壁の色なんか見ても、まるで自宅の風呂を見ているような気分です。
まぁ、大浴場に入るので、関係ないですけど…。
最近はタンクレストイレを採用している旅館も増えましたねぇ~。
こちらの旅館は【Panasonicのアラウーノ】を採用して……………。
ん?
まんま俺ン家じゃねーかよっ!
これじゃあ、せっかくの旅行気分も台無しです。
まあ、こればかりは仕方ないんでしょうけど、予期せぬ偶然に動揺を隠せません。
先ほど動揺したため写真撮影を忘れていたと言いましたが、部屋からの景観画像は撮っていたみたいです。
こちらの滝は『伏見ヶ滝』と呼ばれる滝だそうで、名前の由来は藤という女性が淵に身を投げた説と、行基という僧が、ここを訪れた時、一夜にして滝が出現して【不思議ヶ滝】と呼んだ説とがあるそうです。
ワタクシ的には、身投げした女性はいなかったと思いたいので、『不思議ヶ滝』説を推したいと思います。
会津若松市の観光スポット『鶴ヶ城』から、ほんの数キロしか離れていないのに、ご覧のような大自然に囲まれています。
対岸にある建造物、『能舞台 花心殿』は、夜にはプロジェクションマッピングを使ったライトアップイベントも開催され、カミさんも大絶賛のイベントだったそうです。
ワタクシは残念ながら寝てしまい、見ることができなかったため、画像すら残せませんでした。
何故か、民謡『会津磐梯山』でおなじみの、小原庄助さんの自宅で使用していたという、石風呂が展示してあります。
実は『庄助の宿』の由来になっている小原庄助さんは、自宅の風呂の他、ここ『瀧の湯』での『朝湯』を愉しんでいたようで、その関係からか会津民族館より石風呂を寄贈されたようです。
何故か京都御所内にある皇室の文庫と同名を名乗っています。
おそらく東山温泉の地名が由来だと思いますが、随分と大胆な名称を名乗っています。
その東山文庫は、こちらのお洒落なスペースでのみ、閲覧できるようです。
地元、会津にまつわる書籍が閲覧できるので、風呂上がりのくつろぎタイムにちょうどいいですね。
こちらのスペースでは、会津のお酒が飲み比べできます。
お酒好きには天国の旅館ですね。
ワタクシはお酒が飲めない少年の心と、味覚を持った人間なので、実際に飲み比べはできませんが、展示スペースにはたくさんの種類のボトルが展示してあり、下戸でも楽しめるスペースとなっております。
福島ってこんなに酒の種類がありましたっけ…?
流石は『庄助の宿 瀧の湯』です。
酒好きにはオススメな旅館です。
さて、そろそろ晩御飯の時間です。
〒965-0814 福島県会津若松市東山温泉108
TEL 0242-29-1000
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