お腹も膨れ、時間にも余裕があったので、折角ですから鹿沼観光を、満喫したいと思います。
【まちの駅 新・鹿沼宿】のすぐ南側に【木のふるさと伝統工芸館】という、無料で見学できる施設があるようです。
ワタクシ、甘い言葉と無料という言葉に弱いものですから、迷わず行ってみることにしました。
建物の中に入りますと、ガラスで覆われた部屋がありまして、中にはお祭りで使用する屋台が展示してありました。
最初、ガラス部屋の外からだけの見学かと思っていたら、どうやら中にも入れるようです。
管理人の方に促されて、中に入ることにします。
すごく派手な屋台ですね。
この屋台は、【鹿沼秋まつり】に繰り出され、今宮神社氏子町の屋台は全部で27台あり、その内の1台が、この石橋町の屋台だそうです。
この白いトレイは、何に使うのでしょうか。
一応ガラス部屋の中は、温度も湿度も一定に保たれているようです。
江戸時代より使われている屋台なので、とても大切に保存しているのが分かりますね。
コロナ渦の影響で、ココ3年ほど秋まつりは開催されていないようですが、今年こそは秋まつりが開催できるように、今から準備を進めているようです。
何故か『犬を入れないでください』と張り紙が…。
過去に犬を連れて、入館した方でもいたのでしょうか。
くれぐれも良識ある皆さんは、犬を連れて来館しないように注意してくださいね。
あっ、でも豚耳はOKみたいです。
いちおう入館料は無料だったのですが、屋台の維持と保存に募金を呼び掛けているようです。
こんな時、どのくらいの金額を募金すればいいのか、悩んでしまうとこですが、さっき昼飯を食べた時に、小銭を使い果たしてしまったので、仕方なしに千円札を寄付しました。
チョット高めの入館料だと思えば、仕方がないですね。
屋台の他にも、鹿沼の伝統工芸品がズラリと並んでいます。
これは衝立でしょうか。
でもこれじゃあプライバシーは守られそうにありませんね。
どうやらこれは【鹿沼組子書院障子】と呼ばれるものらしいです。
これまたスケスケの彫刻が施されているので。年頃の娘さんがいる家庭では、ちょっと手が出しずらい工芸品ですね。
もちろん彫刻を施す手間賃も考えると、庶民派の豚耳にも手が届かない金額だと思いますが。
そういえば昔、おばあちゃんの家で、鹿沼組子の仏壇があったような気がします。
鹿沼市の寺院には存在しない、五重の塔が展示されています。
おそらく日光東照宮の五重の塔を模して作られた作品なのでしょうか。
まぁ、さっきまで五重の塔は、京都ぐらいしか思いつかなかったのですが、調べてみると結構あるもんですね。
ですから【日光の五重の塔】と言いましたが、正直どこの五重の塔でも興味はないし、別にどこの五重の塔でも構いませんが…。
最後に退館する時に、寄付をした方限定という事で、町名の入った木札をいただきました。
胸元の開いたシャツに、こんな木札が首から下がっていたら、周りのヤンキーから一目置かれること間違いなしですね。
帰りに腹巻と雪駄を買って帰ろうかと思います。
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