言い忘れておりましたが、この日は曇り空で、天気が崩れそうな空模様になってきたので、ゆっくりと駅の探索はやめて、先を急ぐプランに変更することにしました。
そんなわけで、今回の烏山線を巡る編は、かなり手抜きの記事になります。
宝積寺駅は1899年10月21日に開業し、2008年3月に現在の駅舎が完成しました.
岡本駅との駅間距離は5.5㎞と少し距離がありますが、宝積寺駅までは宇都宮線なので、どうしても距離が長めになってしまいますね。
ちなみに宝積寺駅の駅舎を設計したのは、あのオリンピックスタジアムを設計した隈研吾氏だそうです。
そう考えて改めて駅舎を見ると、どこか品のある姿に見えてきますね。
あっ、そうそう、烏山線には宝積寺駅とか大金駅など縁起の良い名前の駅名があるので、烏山線の各駅にはそれぞれ七福神のキャラクターが描かれています。
ただ今回は先を急ぐので、キャラクター探しはいたしません。
ちなみに宝積寺駅の看板には、キハ40系に乗る七福神が描かれているそうなので、宝積寺駅にお寄りの際には、探してみてはいかがでしょうか。
駅前には観光案内の看板も設置してありますが、残念ながら今回は活用せず、またの機会に活用させていただきます。
宝積寺駅の東口にはちょっ蔵広場という商業施設があり高根沢町のシンボルとなっております。
この広場も隈研吾氏の設計だそうで、氏の作品らしさがにじみ出ている建物ですよね。
まだ開店前の時間なので立ち寄れないのが残念ですが、いつか機会があったら、ぜひ訪れてみたいと思います。
下野花岡駅に到着しました 。
想像以上に駅間が短くてビックリしました。😲
豚耳の知っている宇都宮線の駅間は、ほとんどが5km以上離れているので、下調べもせずに今回は思い付きでサイクリングしてたので、マジでビックリです。
宝積寺からの駅間距離は3.9kmと短めで、田舎道で若干遠回りしても、豚耳のチャリンコなら15分足らずで到着する距離です。
下野花岡駅は1034年(昭和9年)に開業したそうで、ホームは1面1線で無人駅です。
近くにはキリンビール栃木工場🍺があったのですが、2010年に閉鎖され、この駅の周辺も寂しくなったような気がします。
この駅のキャラクターは寿老人です。
下野花岡駅から5分ほど進みますと、もう次の仁井田駅の案内標識が現れました。
まるで大都会並みの駅間距離です。
近い将来、烏山線が京浜東北線並みのダイヤで運行されるのも、夢ではないのかもしれません。
公衆トイレと見間違えそうですが、れっきとした仁井田駅の駅舎です。
1923年(大正12年)に開業し、かつては駅員さんがいる有人駅でしたが、2011年(平成23年)に無人駅になったそうです。
烏山線の途中駅としては大金駅と並んで、開業当初から存在する駅だそうで、今でこそトイレが駅舎ですが、かつてはキリンビール栃木工場専用線が分岐されていたり、目前には栃木県立高根沢高等学校があり、烏山線の中でもかなり主要な駅だったと思います。
仁井田駅のキャラクターは布袋寅泰です。
仁井田駅を過ぎると起伏に富んだ道になり、息を切らしながら那須烏山市に入りました。
県外の皆さんは那須を名乗っているので、避暑地で有名な那須町と混同する方もいるかと思われますが、那須町は南東北地方ですが、那須烏山市は西いばらぎ地方になります。
急な坂道を何度も上がったり登ったりしていると、鴻野山駅の案内標識の矢印が後方を差しているではありませんか。
『くそっ、あの坂をまた下がったり降りたりするのかよっ!』
安心してください。
駅はちゃんと目の前にあるんです。
この案内標識、目の前に駅があるので間違える人もいないと思いますが、なぜ逆方向を差しているのでしょうか。
知ってる人がおりましたら教えてください。
鴻野山駅は単式ホームの1面1線の無人駅で、1934年(昭和9年)開業で、開業当初からの無人駅を貫き通している硬派な駅です。
せっかくの無人駅なので、ホームで進んで時刻表を確認してみると、案の定列車の本数は少ないですね。
朝夕の通勤時間帯は1時間に時間に1本程度、日中は2時間に1本の運行ですね。
京浜東北線並みのダイヤになるには、あと何年かかるのでしょうか。
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