いやぁ~、C社の担当者の最後の捨て台詞。
こころに刺さりましたねぇ~。
確かにリフォームは一生に一度。
小さな後悔が、一生の後悔になるかもしれません。
2度目の見積書を眺めながら毎日が葛藤ですよ。
毎日毎日 you tubeで『山さんのリフォームペガサス倶楽部』を見ながら考えていました。
そしてあることに気が付いたのです。
カミさんに相談したところ大賛成です。
もうワタクシのアイデアは留まることを知りません。
そうと決まれば最終見積りの依頼です。
早速A社の担当者に連絡して、条件を同じにするためにC社と同じユニットバスのプランでお願いし、壁・天井のクロスも全室貼り替えと豚耳のアイデア満載のプランでお願いしました。
予算は銀行から一部、借り入れをして400万円以内で!
泣いても笑っても、これが最後の見積りで、万が一金額で大きな差がなかった場合は、プランの内容と担当者の人柄で選ばせてもらうことを告げ、依頼しました。
A社にとってかなり有利な条件です。
C社が何をやってくるか、わからない以上、A社が負けても助け船を出せる条件にしました。
B社にも連絡をすると、担当者がまだ復帰していなかったので、上司の方が代わりに担当してくれることになりました。
一応、戦線離脱している間に話は進んでいたため、B社は不利な立場にいることを伝えましたが、それでもその方は、精一杯やらせていただくので、最後まで検討材料に入れて欲しいとの事でしたので、見積りをお願いしました。
その代わり最終の予算は伝えずに、同じ条件での精一杯の見積りをお願いしました。
さて残るはC社のクセ者オヤジです。
頭の中は、どうやって不利な状態に持っていこうかでいっぱいです。
今までの経験からして、見積りを作成するのが早いことは、わかっています。
ここはあえて、他の2社が出来上がる頃を見計らって依頼をしましょう。
もちろん洋室のフローリング化と豚耳のワガママプランを忘れずに伝えて、予算400万円で。
いよいよ最終見積りが出来上がってきました。
まずはA社からです。
驚きの390万円台です。
しかもワタクシのワガママプランを忠実に守ってですよ。
もちろんC社にも予算は伝えてあるので、おそらく予想では、ぎりぎり400万円を切るくらいのラインを攻めてくるはず、たとえA社が負けても僅差は確実です。
もうね、担当者さんの手を取り、踊りだす勢いでしたよ。
ただ、まだA社の結果が出ただけです。
ワタクシ冷静を装いながら、『とりあえずこちらの見積書はお預かりいたします。』と言葉を残し、家路へと急いだのでした。
A社に遅れること3日、
B社の見積りが出来上がりました。
『これが精いっぱいの金額です。』
見積書を見ると420万円をやっと切る金額。
残念ですが、ここで脱落です。
残すは、クセ者オヤジのみです。
翌日、C社からの見積りが届きました。
今回は、依頼してから5日しか経っていないのじゃないかしらん。
予想以上に驚くべきスピード。
早速見積書を拝見します。
『さんびゃ…く、きゅ…うじゅう…』
僅かの差ながら、A社の勝利です。
もうね、テーブルの下でガッツポーズですよ。
『あ、それとね旦那さん、予算が400万円という事だったから、単価では高く感じるけど、全体では驚くほどの差額じゃないから、機能性クロスにしといたかンねぇ~。』
機能性クロスとは、量産クロスと違って、たくさんの色柄が選べるほか、消臭効果や防カビ効果、破れにくいクロス等が選べるので、余裕があるのならぜひ選択したいアイテムです。
こやつ、他社が予算400万で見積りを作ってくるのを見越して、小技を使ってきやがった。
『きの…うせい…くろす…ゴクリ💧』
さっきまで、A社ひとつに決めていた心が揺らぎます。
『それと旦那さん、ユニットバスなんだけどぉ~、最初のグレードが気に入っていたようだから、金額安いままでグレード元に戻しておいたかンねぇ~。』
ワタクシ、がっくりと首をうなだれたまま、『その条件で話を進めてもらって結構です。』
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